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夫婦喧嘩って、たいていの夫婦は大なり小なり一度はしたことがあるのではないでしょうか。
夫婦仲が冷め切っていてお互いに興味もなく喧嘩にもならない、夫婦のどちらかがとても温厚で喧嘩にならないなどの理由で、夫婦喧嘩をしたことがないという夫婦もいらっしゃいますが、少数のようです。
夫婦喧嘩をすることで、言わなくてもいい文句を言ってしまったり、相手の嫌な面を見ることにもつながり、まったくいいことはありませんね。
小さな喧嘩で、すぐに仲直りできるものはいいのですが、仲直りのきっかけをつかめずに悩んでいる方もいると思います。そんなあなたに夫婦喧嘩の後の仲直りの方法について、いくつか提案してみます。
まずは夫婦喧嘩の原因から探ってみましょう。
- お金の使い方や小遣いについての不満
- 家事の仕方、分担や手伝いに関する不満
- 言葉遣いや言い方が気に入らない
- 生活リズムや習慣の違い
- 子育てや子どもの教育方針が合わない
- 給料の不満、生活費の不足や借金問題
- 実家や親族との付き合いについての不満
- 休日の過ごし方の不満
- 帰宅時間などの生活時間について
- 買いたいものが違うなど、価値観や趣味の相違
夫婦喧嘩の原因は他にもいろいろありますね。では仲直りをするにはどうしたらいいのでしょうか。
素直に自分から謝る
喧嘩になると、ついつい言いすぎてしまったり、相手を傷つけるような言葉で罵ったりしてしまいがちです。自分にも悪いところがなかったか、冷静になって考えてみましょう。
意地を張りすぎない
家族みんなが楽しく幸せになっていきたいのですから、夫婦間で勝ちたいとか自分だけ損したくないという考え方を改めることも必要です。
手紙やLINEなどで謝る
冷戦状態の時に言葉をかけると、また喧嘩が勃発しかねません。冷静になり自分の悪かったところを反省し手紙などで伝えることで、相手もそれを読み、自分にも悪いところがあったと反省できるのではないでしょうか。
翌朝には笑顔で「おはよう!」と声をかける
喧嘩の後は誰でもあと味が悪いものです。翌朝自分から、何もなかったように「おはよう!」と声をかけることで、お互いに「昨日はごめんね」と謝りやすくもなります。
相手が喜びそうなことをする
夫の好きな料理を作って出す、妻が欲しそうなものをプレゼントするなど、気分良くなってもらって自然に仲直りに向かう。
反省の気持ちを態度で表す
相手の怒りがなかなか収まらず言葉をかける機会もない場合は、自分が反省していることを落ち込んでいる態度でを示すことで、相手も許す気持ちになるでしょう。
仲直りの仕方を決めておく
あらかじめ夫婦間で、喧嘩になってしまった場合の仲直りのルールを決めておくことで、イヤな気持ちで過ごす時間も短くなり、仲直りがスムーズにできます。
いかがですか。
自分たち夫婦にできそうなことから試してみてくださいね。
最後に、夫婦喧嘩の予防策をいくつか提案します。
- お互いに感謝と思いやりの気持ちを持つ
- 夫婦の距離感も大切、束縛しすぎたり無関心すぎたりに注意
- どちらかが間違ってるということではなく、「そういう考え方もあるんだね」と柔軟な考え方をする
- 普段から夫婦の会話を大切にし、コミュニケーションを心がける
- それぞれの役割を決めておく
- 日ごろから小さなことも我慢せずに、「大きな喧嘩になるのはイヤだから、言わせてもらっていい?」などと提案し、早めに話し合って解決する習慣をつけておく。
もともと男と女は脳の仕組みから違っていて、価値観や感じ方や考え方も違うものです。
それを理解して、喧嘩のない楽しくいたわり合える夫婦になりましょう。
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