W不倫のやめ時は…
ズバリ、今すぐです!
「そんなことわかってるよ」
「配偶者にバレていないんだからいいんじゃないの?」
などと思うかもしれませんね。
いけないってわかっているけど、やめられないのがW不倫なんですね。
そんな、W不倫をしている女性から、匿名電話相談にも多くのお悩みが寄せられます。
よくW不倫の相手男性に対して不安や不満を感じて、相談のお電話をいただくのですが、内容は次のようなものです。
- 最近「好き」「愛してるよ」と言ってくれない
- 連絡の回数や頻度が減ってきた
- 毎回、同じ言葉をコピペのように返してくるようになった
- 身体の関係だけになってきた
- SEXに物足りなさを感じたり飽きてきた感じがしておざなりな感じ
- 家族の方を優先するようになった
- 将来のことを言ってくれなくなった
- 他にも好きな不倫相手がいるように感じる
- そろそろ別れたいけど、きっかけがつかめない
- 家族に気づかれるのではないかと、不安だと言われるようになった
- 仕事が忙しいという理由で、疎遠になってきている
特に女性は、家庭があり夫も子どももいるのに、不倫相手の男性に「いつまでも自分のことだけを愛していてほしい」と思ってしまう傾向にあります。
ですので、これらのような状況になってくると、不安や不満を感じるようになるのですね。
「やめ時かな」と思うこともあるかもしれません。
W不倫をしているご本人たちにとってW不倫は、「夫婦関係が冷え切っているので、癒しになっている」「お互いに家庭があるので、割り切った関係で続けられる」「生活の中で刺激や張り合いになっている」「仕事や家事などのストレスを解消できる」「非日常のスリルや時間を味わえる」「結婚していても恋愛を楽しめる」などの魅力があるのだそうです。
特に、女性にとってW不倫は「心の支え」「妻や母親でなくオンナとして扱ってもらえる場所」「家事や子育てを忘れられる時間」と考えていることが多く、男性にとってW不倫は「性的欲求のはけ口」や「妻には言えない性癖を満たす場所」や「癒しの時間」になっています。
しかし、家族を裏切っているという背徳感や罪悪感に苛まれて苦しんでいる方も多いのです。
それなのに、やめられなくてつらいのですね。
W不倫を、やめずにズルズルと続けていたらどうなるのでしょうか。
私が知っている、いくつかのW不倫の結末を挙げてみますね。
(例1)女性が妊娠してしまい、堕胎がきっかけで別れることになった
(例2)どちらかが罪悪感に耐えられなくなり、別れを切り出した
(例3)どちらかのパートナーにバレてしまい、別れた上に慰謝料も請求された
(例4)パートナーにバレて、離婚は免れたが家が針のムシロ状態、立場が弱く主従関係で辛い
(例5)社内W不倫がバレて、会社を辞めることになって、家庭も不倫相手も失った
(例6)お互いに家にバレて、一方だけ離婚、もう一方は修復することになり、結局別れた
(例7)2人で駆け落ちしてそれぞれ離婚成立、再婚したが慰謝料で生活は厳しく子どもとも会えずに辛く、喧嘩が絶えずに再び離婚した
このように、幸せな結末を迎えられたW不倫はほとんどないのです。
こんなにリスクがたくさんあるW不倫ですが、どうしてもやめられないという方々に、続けるのなら注意していただきたいことを少しお話します。
- LINEで連絡を取り合っていて家族にバレることが多いので、あまりメジャーでない連絡方法を使う
- スマホの扱い方や身に着けるものなどを急に変えない
- メールやメッセージは読んだらすぐに消す
- 写真はできるだけ残さない
- アリバイ工作は完ぺきに
- 避妊は必須
- 楽しくて浮かれて油断しないように
- 特に社内不倫の場合、バレたら職を失う可能性があることを覚悟しておく
- 不倫は遊びとわきまえる
- どんなに愛されているとしても、所詮は2番手だと理解する
こんなことを書いたら、W不倫を推奨していると思われるかもしれませんね。
そんなことはないのですが、当のご本人たちは「別れなければ」「終わりにしないと」「次に会うのを最後にしよう」「連絡をブロックしよう」と決めて、努力している場合も多いのです。
どうしても今すぐにやめられないとしたら、十分過ぎるくらい注意しながら、やめられるタイミングを見つけて、できるだけ早く「絶対に別れる」と決意していただきたいと思います。
不倫に「幸せな結末」はないのです。