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離婚後に一人で子育てを頑張っているお母さんは、子育てをする中で様々な悩みを抱えています。

以前相談を受けたシングルマザーのR子さんの場合も、子育てのことで多くの悩みを抱えていました。

R子さんは4歳と2歳の男の子を連れて離婚しましたが、実家に頼れず周りに友達も少なく、子どもを保育園に預けて平日9時~5時で事務の仕事に就いていたのです。2歳の子がよく熱を出すので、仕事を抜けたり休んだりすることになり、職場の人たちにも迷惑をかけていることをとても気にしていました。

2人とも男の子なので、お父さんがいないことが子どもの成長に何か悪影響があるのではないかとも悩んでいたようです。

休日は、たまった家事を片付けたり、子どもと公園に行ったりで終わってしまい、なかなか自分の時間も取れず、自身の友達作りもできないことを嘆いていたのです。子どもが可愛いから頑張れているけど、将来のことを考えたら不安ばかりだといいます、そうかもしれませんね。

では他のシングルマザーたちは、子育てのどんなことで悩んでいるのでしょうか。

子育てと仕事の両立

子どもの年齢や性別や人数によって悩みも変わってくるのですが、自分と子どもが生きていくために、ほとんどのお母さんは仕事をしながら子育てをしています。

朝から晩まで仕事と家事と育児に追われる毎日で、休日もゆっくりできず、休む時間もなくいつもクタクタです。子どものためにと仕事を頑張れば頑張るほど、子どもと過ごす時間が少なくなってしまうという葛藤に悩んでいるお母さんが多くいます。

金銭的なこと

母子家庭になったことで受けられる助成金もありますが、それだけではとうてい生活できません。

決めていた養育費も、ずっと払ってもらえるのかという不安もあります。一生懸命仕事をしても男性と同じような収入を得られないことが多く、生活は楽ではありません。

子どもが幼い場合などは、病気の時や保育園や学校の行事で仕事を休まなければならないこともあるので、なかなか常勤の保障のある仕事にも就きにくいという現状があります。今後の子どもの学費などを考えて必死に働いても、貯蓄をする余裕もない状況のお母さんが多いのです。

先のことを考えて、何か資格を取ったり専門的な知識を身につけたりできるといいですね。

子どものこと

自分が仕事をしていて、子どもだけで留守番させることも多くなり、寂しい思いをさせているのではないかという心配があります。子どもから父親を奪ってしまったという罪悪感が拭えず、子どもに対して申し訳なく思ってしまうお母さんもいます。

離婚のことを子どもにどう伝えるかということも大きな悩みです。子どもが反抗期や思春期を迎えたときに、自分一人で乗り越えられるのかも不安になっています。

生活のこと

離婚後の子育て中のお母さんは、日々のことをこなすことに精いっぱいで余裕がなくいつも疲れています。

自分の自由な時間がないし、ついついイライラして子どもにあたってしまいそうになります。夫がいない分、家事の手抜きもしやすい環境ですので、あまり頑張り過ぎずに子どもとの時間を確保したり、自分が休める時間を作るようにできるといいですね。

別れた夫との関係

子どもの面会交流のこと、別れた夫との距離感、元夫や自分が再婚した場合のこと等、別れた夫との今後の付き合い方にも迷っているお母さんも居ます。

再婚のこと

子育てしているシングルマザーは日々の生活に追われているため、この先自分は恋愛ができるのだろうか、将来再婚したいと思えるのだろうか、そのとき子どもはどう思うのか等の悩みも持っているようです。

今は考えられないかもしれませんが、子育てを楽しんで生き生き過ごしていることで、男性からは魅力的な女性に見えますので、きっとステキな出会いもあると思いますよ。

女性が一人で子育てしていくことは、本当に大変なことがたくさんあります。

しかしお母さんと子どもの絆も信頼関係もとても深く、お母さんも子どもも精神的に強くもなります。

今やシングルマザーは珍しいことではありません。

遠慮せず周りの人たちの力を借りたり、助けてもらうこともあっていいと思います。

お母さんがくよくよ悩まず、明るく笑って前を向いて生きていることが、子どもにとってもいちばんいいのです。

子どもはすぐ成長します、今の時期の子育てを存分に楽しんでくださいね。

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