夫婦生活､つまり夫婦のSEXのことなのですが、世の中のご夫婦はだいたい何歳位まで夫婦生活があるのか､気になるところですね。
今日はそのあたりをちょっと考えてみましょう。
男も女も性欲の強さやSEXに対する考え方には個人差がありますので、一概には言えませんね。
子どもの年齢や､舅や姑との同居､寝室事情など､夫婦の置かれた環境によっても違いがあると思います。
日本ではセックスレスの夫婦がとても多いという調査結果も出ています。男性と女性では「夫婦生活が何歳まであるのが理想か」ということに関しての考え方がけっこう違います。
まずは､歳を重ねることによる夫婦生活に関する男女の違いを、男性と女性に分けて考えてみましょう。
男性について
- 男性はいつまでも現役で､死ぬまでSEXし続けたいと願っている
- 現役であるということや､生殖能力があることが男のプライドである
- 男性の性的欲求は20代をピークに徐々に落ち､衰えてくる
- 高齢になったからといって､性欲がなくなるわけではない
- 高齢でも健康体で勃起すれば､SEXは可能
- 若くても､どんなに女性が頑張っても､勃起しなければSEXができない
- 高齢になっても射精はできるが､感度も弱まり､精液の量も減ってくる
- 家で妻とはSEXしないが､外で別の女性とSEXしているケースもみられる
- 妻とはSEXできないが､妻以外の女性とはできる「妻だけED」の場合もある
- 妻にSEXを拒否され続けることが､不倫や離婚の原因になり得る
女性について
- 女性は性欲のあるなしにかかわらず、死ぬまでSEXすることは可能
- 一般的に50歳前後に生理が止まり､更年期症状が現れる場合が多い
- 閉経とともに生殖能力がなくなり､肉体にも若さが減退してくる
- 閉経に関係なく性欲は一生涯衰えないが､淡白な女性が多く､高齢になると余計にSEXを面倒と考える女性が多い
- 夫の一方的なオレ様SEXに嫌気がさしているけど､言えずに我慢している女性も多い
- 加齢とともに卵巣の機能も低下し､膣内の潤いも少なくなるので､快感が得にくいがSEXは可能
- 加齢によって体形が崩れることで､SEXに対して消極的になることもある
- 閉経によって妊娠の危険性がなくなり､リラックスしてSEXを楽しめる
- もう夫とのSEXは無くてもいいと思っていて､外でお金で処理してきてほしいという声もよく聞く
男性と女性では夫婦生活に対する考え方や気持ちが､ずいぶん違うことがわかりますね。
男性も女性も､年齢とともに体力やSEXのための機能も年々低下してきますが、SEXに年齢制限はありません。
しかし､男性は勃起不全､女性は性交痛や更年期障害で濡れにくくなるなどの加齢のリスクがあるので､夫婦生活を何歳まで続けるのかということについては､夫婦の考え方によってそれぞれだということです。
だからといって､夫婦の触れ合いを辞めてしまうのはもったいない。
SEXすることで､得られるものもあるのです、例えば･･･
肌を合わせることでオキシトシンが分泌され､夫婦はお互いに愛おしさが深まりますし､SEXの快感により､ドーパミンの分泌が促されて､精神的にも安定し若さを保つことができます。
SEXすることで適度な運動にもなり､心地よい疲れによって深く眠れるようになり､血流も良くなることが期待できます。
もちろん夫婦仲もよくなり､生活に張りが出て､お互いに生き生きと若々しさも維持できるのです。
夫婦生活を続けることで､いいことがたくさんあるんですね。
とはいっても､高齢になった夫婦の場合には､触れ合うにあたって工夫も必要になります。
女性は潤いを市販の潤滑剤で補ったり、男性はEDの薬を使ったりということも考えられますね。
年齢を重ねてもSEXしている夫婦もありますし､SEXしなくても手を繋いで寝る､一緒のベッドで寝るということなどを習慣にして､いい関係を保っている夫婦もあります。
夫婦生活は何歳まであるべきなのかとか､義務のように考えずに､夫婦で話し合って2人が心地いい夫婦生活の形を見つけていくことが望ましいのだと思います。
若い夫婦の場合でも､出産を機にセックスレスになったり､子どもの成長に伴い夫婦生活の環境が整わないことが理由になったりなどのさまざまな理由で､夫婦生活を再開するきっかけをなくして､セックスレスが続いている夫婦も多く見受けられるのです。
若いうちからセックスレスになることで､夫婦の関係もぎくしゃくしているケースも多くみられます。
「もう一生SEXしないで生きていくのだろうか」と不安になって､浮気や離婚を考えることにもなりかねません。
夫婦生活を夫婦で楽しいものとして捉えることができるように､夫婦でよく話し合うことが大切です。
歳を重ねても､お互いに性的な魅力を感じることのできる男性や女性でいたいですね。
もし二人の間で上手く話し合えなかったりした場合には､夫婦問題カウンセラーである私､すみよしひさこに相談してくださいね。
リカプルでは夫婦問題・離婚問題に関するカウンセリングを行っております。カウンセリングを受けるまでの流れや内容に関するお問い合わせは下記からどうぞ。
