旦那が嫌いで仕方ないという妻が、旦那の文句を吐きまくる「旦那デスノート」というのがあります。
未婚男性が読んだら恐ろしくて結婚することをためらうような過激な内容なのです。世の中にはこんなに強く「旦那が嫌いで仕方ない」と思って、離婚するのではなく旦那に早く死んでほしいと願っている妻が多いのかと、怖くもなります。
離婚できるのなら、とっくに離婚してるけど、事情があって離婚できないという状況なのでしょうね。では、旦那が嫌いで仕方ないと思って、離婚まで考えるようになった理由や原因を考えてみましょう。
旦那の見た目
旦那の顔も体型も嫌い、禿げてきて醜い、お腹が出てて気持ち悪い、服や持ち物のセンスが悪い。
旦那のにおい
加齢臭がイヤ、不潔で臭い、清潔感がゼロ、旦那の後のトイレが臭い、タバコ臭い、酒臭い。
旦那の性格
疑い深くやたらと束縛する、自分勝手で気分屋、自己中心的、度を越えた神経質、自分は常に正しいと思っている。
旦那の金銭感覚
借金癖がある、稼ぎが少ないのに浪費する、ゲームの課金が多い、ドケチ、趣味や娯楽やギャンブルにお金をかけすぎる、生活費を入れてくれなかったり渋る、自分だけ贅沢して家族にはとにかくケチ。
子どもに対する考え方
旦那の子どもに対する接し方や扱いが嫌、躾や教育方針が全然合わない、妻が出産したばかりで産後クライシスもあり旦那が疎ましい、子どもより自分が大事なのがわかる。
家庭に対する想い
家事や育児をしてくれない、家のことに非協力的、女が家事や育児をすることが当然という考え方が理解できない。
旦那のDV
日ごろから旦那のDVがあり辛い、訳もなく暴力を振るわれる、セックスの強要があり逃げ出したい、妻を一人の人間として認めない。
旦那のモラハラ
常に上から目線で威張っている、男の権力を振りかざす、すぐキレる、男尊女卑の考えが強い。
旦那のマザコン
何でも母親の言いなり、嫁姑問題から逃げる、妻の両親は大切にしてくれない、妻に母親と同じようなことを求めてるのが理解できない。
旦那の生活態度
散らかしっぱなしや脱ぎっぱなしが直らない、トイレを汚す、くしゃみや足音・扉の開閉・オナラ・鼻息が荒いなどの生活音がうるさくてとにかくイヤ、神経質で細かすぎる。
旦那との性生活
自分勝手なセックスに耐えられない、セックスレスでも改善しようと考えていない、妻を奴隷のように扱う。
旦那との会話
話を聴いてくれない、旦那の愚痴ばかり聞かせられる、会話を避けられている、自分の意見が正しいと妻の意見をきかない。
旦那の浮気や不倫
旦那には言っていないが旦那が浮気していることを知っている、平気で不倫を繰り返す、悪びれず浮気をする、他の女に触れた手で触らないでほしい、よその女にお金を貢がないでほしい。
旦那の価値観
趣味にお金や時間を費やしすぎる、飲み会ばかり行くことが気に入らない、自分だけやりたい放題、趣味や考え方が合わなすぎる、結婚前は魅力だと思えた価値観の違いがとても嫌に感じる。
旦那の酒グセ
酒グセがとにかく悪い、アルコール中毒でいつも酒を飲んでいる、酔うと声や気が大きくなってウザい、アルコール代が半端ない。
他にもさまざまな「旦那が嫌いで仕方ないと思って、離婚まで考えるようになった理由や原因」がありますが、妻が一旦気になって「旦那のここが嫌だ」と感じるようになると、嫌でなかったときに戻るのは至難の業なのです。
旦那が気づいて、直す努力をしたり生活や考えを改めるというようなことにならない限りは、別居や離婚の危機に向かっていくことも否めません。
では、そんな妻たちは、嫌いで仕方ない旦那と離婚せずに、どのように解消しているのでしょうか。
おすすめの「旦那が嫌いで仕方ない気持ちを少しでも解消する方法」をいくつかご紹介します。
- とにかく感謝するように心がける。感謝の気持ちや言葉は、夫にも伝わるものです。夫の態度や言葉もだんだん変わってくるでしょう。
- できるだけ多く夫のいい所を見つけてみると、嫌だったところが薄まってきたりします。
- あなたも意地やプライドや負けたくないという気持ち、固定観念を捨てて、夫婦が一緒に幸せになれるように考えてみましょう。
- 夫に何かを求めたり、期待するのをやめてみましょう。
- そう言う自分はどうなのかな、と自分をかえりみることも大切です。
- 友人や親族、SNSやブログなどに、旦那のことを愚痴るという人もいます。
- 旦那に内緒で、エステやカラオケや外食などのプチ贅沢をしてストレス解消するという方法もあります。
- 夫が裏返しに脱いだ靴下をそのまま洗ってそのままタンスにしまうなど、喧嘩にならなくて笑えるような「可愛い仕返し」をするのもおすすめです。
何をやってみても、どうしても旦那が嫌いで仕方ないという場合、離婚するという方法もあります。
しかし、売り言葉に買い言葉で、喧嘩のついでに「離婚しましょ」などと言ってはいけません。
まず離婚するには、それなりの「離婚の理由」が必要になります。
ただ「旦那が嫌いで仕方ないから」というだけでは旦那が納得しない限り離婚はできません。
旦那が理解できる離婚の理由を見つけなければならないのですね。
他にも、離婚する場合には、多くのチェックポイントがあります。
- 夫がいなくてもあなたと子どもの生活は大丈夫ですか?
- 生活するお金や、生活のための仕事は用意できますか?
- 子どもの精神的なフォローはできますか?
- 住むところは確保できますか?
- あなた自身、精神的にも経済的にもひとりでやっていけますか?
- 子どもの養育費などのことも、きちんと考えてみましたか?
- 何かの時に、頼れる知人や友人、親戚などは居ますか?
チェックしてみてくださいね。
これらのチェックポイントの全てがクリアにならない状況での離婚の決意は、お勧めできません。
いかがですか?
「旦那が嫌いで仕方ない」という気持ちは、たいがいの妻が一度は思ったことがあることだと思います。
交際時や結婚したての時は愛情もあり、お互いに好きなところが多かったことでしょう。
結婚して何年か経つと、愛情も情に変わります。
それでも情があれば、離婚に至るケースは少ないと思います。
歳を重ねてお互いに空気のような「なくてはならないもの」になっていけることが理想ですね。
「旦那が嫌いで仕方ないので離婚する」という場合でも、決して後悔することのないように、慎重に離婚を進めてくださいね。
夫婦問題カウンセラーである私、すみよしひさこが、離婚の相談のお役に立てます。
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