夫婦の夜の営み回数

夫婦問題のご相談を受けていると、セックスレスに悩んでいる夫婦が多いことがわかります。

そもそもセックスレスの定義ってどのようなことなのでしょう。

日本性科学会では「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」と定義されています。

セックスの回数が少なかったり無い場合でも、夫婦の双方が苦痛や不満を感じていない状況では夫婦関係は良好で問題もありませんが、一般的にはどちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間できない状態にある場合、”セックスレス”という状況ととらえているのです。

また、アメリカ合衆国においては性交渉が1年に10回を下回る夫婦をセックスレスとしていて、20%の夫婦が当てはまるそうです。

私のご相談者の中には、50代でも「毎日のように夫に求められてうんざりしている」という女性のお悩みもありますので、回数が多ければいいというものではないのですね。

夫婦の夜の過ごし「夫婦の性生活」の回数について、「よその夫婦はどうなんだろう」と気になるのではないでしょうか?

少し前の調査結果になりますが、相模ゴムが調査した結果がありますので、参考に見てみましょう。

ニッポンのセックス
http://www.sagami-gomu.co.jp/project/nipponnosex/times_sex.html
調査日:2013年1月
調査対象:47都道府県 20~60代男女
調査人数:14,100名(1都道府県300名、性年代均等割付)(事前調査:29,315名)
調査方法:WEBアンケート調査

①結婚している、交際相手がいる、セックスする相手がいる人に対して「そのお相手とは1ヶ月にどの程度セックスをしていますか?」

全体の平均セックス回数は1ヵ月に2.1回。

年代別にみると20代が最も多く4.11回、30代は2.68回、40代は1.77回、50代だと1.38回、60代になると0.97回と、年齢が上がるほど1ヶ月の平均セックス回数は低くなります。

属性別にみてみると、「未婚で交際相手あり・・・4.1回」「未婚で交際相手なしセックス相手あり(セックスフレンドと)・・・2.9回」に対し、「既婚者で結婚相手と・・・1.7回」となります。

結婚すると夫婦のセックス回数が減少する傾向にあるということがわかります。

②浮気相手がいる方に「浮気相手とは1ヶ月にどの程度セックスをしていますか?」

全体の平均回数は男女とも1ヵ月に2.8回。

属性別に見てみると「既婚者で浮気中の相手と・・・2.4回」「交際相手がいて浮気中の相手と・・・4.1回」という結果です。

既婚者については、結婚相手とのセックス回数より浮気相手との回数の方が上回っています。

浮気や不倫の問題が多いことも頷けますね。

③既婚者・交際相手がいる方に対して「結婚相手、交際相手と世間一般にいうセックスレスだと思いますか?」

既婚者の55.2%、交際中では29%が「セックスレスだと思う」と回答しています。

特に40~50代男性では6割の方がセックスレスだと思っています。

④セックスが少ないと答えた方に対して「もっとセックスをしたいと思いますか?」

男性の75.2%が「もっとしたい」と回答しているのに対し、女性は35.8%。

全世代を通して男性の「もっとしたい」という願望は、女性を上回っており、年が上がるごとに差が広がっているという結果です。

例えば、20代では、男性が79.7%、女性が59.7%「もっとセックスをしたい」と回答していますが、40代になると、男性が82.7%と増え、女性は37.5%。

60代まで年齢が上がると、「もっとセックスしたい」と思っていのは、男性65.5%、女性はわずか14.1%に減ってしまいます。

多くの女性は歳を重ねると性欲が落ちていく傾向にあるということがわかります。

⑤④にて「もっとセックスをしたい」と答えた方に対して「なぜご自身の希望よりもセックスが少ないと思いますか?」

男女共に「相手がその気になってくれない・・・平均40.3%」が最も多く、続いて次のような理由です。

  • セックスをするきっかけがない
  • 仕事や家事などが忙しく疲れている
  • 仕事や家事などが忙しくセックスする時間がない
  • 子供や家族がいて機会が少ない
  • セックスはしたいが相手に飽きている
  • 相手に伝えるのが恥ずかしい

以上のような調査結果がでていました。

なぜ、多くのご夫婦やカップルがセックスレスに向かっていってしまうのでしょうか。

結婚して夫婦になり年月が経過することで、新鮮さはだんだん失われていき、相手にドキドキすることも少なくなります。

セックスも義務的なものになり、内容もマンネリ化してしまう傾向にあります。

また、部屋数が少ないなどの住宅事情や、子どもや同居の親に見つかってしまうのではないかとの不安から、思い切り楽しめないという事情もあると思います。

このような理由の場合は、ホテルなど家以外の場所でする、子どもがいない時間にする、部屋に鍵をかけられるようにしたりする工夫も考えられますね。

「面倒くさい」「疲れている」「時間がない」などの理由で、相手からの誘いを断っているようなケースも多いのですが、家事や育児の大部分を妻に任せている場合には分担して妻の負担を減らしたり、休日の朝など時間帯やシチュエーションを工夫することで気持ちが変わるかもしれません。

「飽きている」「性欲がない」「愛がない」などが原因でセックスレスになっている場合には、まず、夫婦関係を見直す必要があるかもしれません。

夫婦での性生活がマンネリで変化がなく飽きてしまっていたり、年齢的なもので性欲がなくなっていたり、妻にだけEDという状況も考えられます。

お互いに男性と女性であることを意識して、自分磨きを怠らないようにし、相手に対して関心を持ち、意思の疎通を図ることも大切です。

セックスレスを解消し、夫婦の夜の過ごし(夫婦の営み)の回数を少しでも増やすことで、ぎくしゃくしていた夫婦仲が改善されたという例もあります。

夫婦の夜の過ごし(夫婦の営み)の回数で「幸せ」を測ることはできませんが、セックスレスが解消されたり、意思の疎通ができることで、夫婦の満足度がアップし、少しでも幸せな気持ちで夫婦関係を継続できるのではないでしょうか。

リカプルでは夫婦問題・離婚問題に関するカウンセリングを行っております。カウンセリングを受けるまでの流れや内容に関するお問い合わせは下記からどうぞ。

 

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