世の中には「家事が得意過ぎる夫」もいるんですね。
そんな「家事が得意過ぎる夫」に対して妻が「疲れている」というケースもあります。
あなたの夫は家事に対して協力的ですか?
それとも、家事には全く関心もなく手伝うこともない夫ですか?
そもそも、男でも女でも家事が得意なのはいいことですよね。
男性だって、子どもの頃から家庭で家事を経験していたり、独り暮らしの経験で家事が得意になり、手際よくこなせるようになることも頷けます。
そして、女性だからといって、みんなが家事が得意というわけでもありません。
それぞれの家庭や夫婦間で、どちらが家事をやるのか、2人で上手く分担するのか、夫婦で決めればいいことなのですね。
では、「家事が得意過ぎる夫」に疲れている妻は、どのようなことで疲れているのか考えてみましょう。
- 妻に「女性が家事をやるべき」という固定観念があり、夫の方が家事が得意で上手くこなすので、女性として劣等感を抱いたり、自分の存在意義がないように感じたり、自分の家事能力が低いと感じて自信をなくしてしまい自己嫌悪に陥ってしまって疲れている。
- 夫の家事が得意過ぎて、手際もよく、文句も言わずにどんどんやってくれるのはいいけど、夫に自分の仕事を奪われてしまっているという危機感、自分がうまく家事ができないことに対しての罪悪感などがあり、夫に対して申し訳ない気持ちにもなったりして疲れている。
- 「気にせずゆっくりしてていいよ」などと言われても、自分も家事に参加していないことで焦りを感じたり、落ち着かなかったり、家の居心地が悪く感じたりして疲れてしまう。
このようなことで家事が得意過ぎる夫に、妻は疲れてしまっているのですね。
家事が得意過ぎる夫に対して、世間の妻たちは
「全く家事をやらない夫と比べたら幸せよね」
「助かるわ!って、思いっきり甘えちゃえばいいんじゃない?」
「やっぱり助かるでしょ、贅沢な悩みよね」
「夫は自分のやり方で自分でやらないと気が済まない性格なんでしょうね、やらせておけば?」
などという声もあります。
家事をやってくれない夫にうんざりしている妻にとっては、ないものねだりのように羨ましく感じるのかもしれませんね。
このように家事が得意過ぎる夫に疲れている妻に、対処法をいくつかお伝えしますね。
①料理のプロ(板前・シェフ・パティシエ・ソムリエなど)や、お掃除のプロ、クリーニングのプロなど、男性が多く活躍しています。男性は体力がありますし、生理がないので体力的にも精神的にも安定していますし、考え方が理論的で効率よく早くきれいにこなせたりするものです。劣等感や罪悪感を感じることなく、夫に家事を任せてしまってもいいと考えましょう。
②ほとんどの家事を夫に任せても、例えば子育てや育児などや夫が不得意なこともあるのではないでしょうか。妻が得意な家事があれば、それだけでも任せてもらうのもいいでしょう。夫がほとんどの家事を担当してくれることで、妻が育児や子育てに存分に専念できることを感謝して甘えてしまいましょう。感謝の気持ちを伝えることで、夫も気持ちよく家事ができますね。
③家事が得意過ぎる夫には、「こういう時はどうしたらいいのかな?」などと家事のコツを教えてもらうことで、自分も家事が上手にこなせるようになるかもしれません。そして、それぞれの得意な家事で上手く家事分担ができたらいいですね。
④夫に自分の気持ちを伝えてみることも大事です。夫は妻の仕事を奪おうとか、妻を疲れさせたいと思って家事をやってくれているのではありませんね。たいていの場合、夫に悪気はないのです。「妻を少しでも助けたい」などと思いやってくれているのかもしれません。自分の本音を夫に話すことで、夫も理解して、家事を分担するなど解決方法を一緒に考えてくれるかもしれませんね。
いかがですか。
考え方を変えることで、家事が得意過ぎる夫に対しての疲れ方も変わるでしょう。
「女なのだから家事を上手くこなせないといけない」という思い込みがあれば捨ててしまいましょう。
夫が家事をすることで、妻が不要なわけではありませんね。
多くの男性は、妻から頼りにされたら嬉しいし、感謝されたら、更に頑張ってしまうものです。
多くの夫は妻に笑顔や明るさを期待しています。
妻に「女性としての安らぎや癒し」を求めているのです。
妻としての一番大切なあなたの役割は、夫を笑顔で癒すことなのです。
どちらが家事をやるのか、家事が得意なのか不得意なのかは、それほど重要なことではないと考えて、少し気楽に家事が得意過ぎる夫に家事を任せてもいいのではないでしょうか。