夫への愛情が無くなった

結婚して年月が経つとともに、夫への愛情がだんだん薄れていることに気付くことがあります。

愛情がなくなったどころか、夫の嫌なところばかりが目についたり、夫の帰りが遅いとか休日出勤で留守だったりすると「ラッキー!」なんて思ってしまうこともあるんです。

交際中や結婚した頃は、大好きで「ずっと一緒に居たい」なんて考えていたんですけどね。

なぜ夫への愛情がなくなってしまったんでしょう。

考えられる原因をいくつか挙げてみましょう。

①夫の嫌なところしか目につかない

家族として一緒にいることに慣れてしまったからか、夫の嫌なところばかりが目についてしまう。

夫に束縛されてうんざりしていたり、夫からいつも上から目線でいろいろ言われることに耐えられないというケースもあります。

②夫婦で価値観が合わない

「給料が上がらない」「金銭感覚が合わなくて辛い」などの金銭的な問題が多いと喧嘩も多くなります。

子どもの教育に対する考え方が合わないことも喧嘩の原因になってしまいます。

住まいや車や生活全般に対する価値観の違いがあり過ぎることも、夫への愛情がなくなる一因です。

③子供が生まれたことで夫婦の関係が変わった

子どもが生まれてから、一番大切なものが子どもになり、夫に興味がなくなってしまうケースが多くあります。

夫は妻に構ってもらえないので「拗ねる・ひがむ」、そんな夫に愛情が持てなくなり、ぎくしゃくした夫婦関係になります。

④夫が家庭を顧みない

夫に浮気や不倫の疑いがあり、深夜の帰宅が多かったり、休みの日もゴルフなどの理由をつけて出かけてしまうケースです。

家事や育児に対する協力体制も全くないし、「家庭に気持ちがない」というのがよくわかるので、そんな夫に愛情が持てなくなってしまうのです。

⑤夫の実家や姑との関係

嫁と姑の間に何か問題が起きると、夫は逃げ腰になり黙ってしまう。

夫が姑をかばうことで、「私のことは大事じゃないんだな」と感じてしまいます。

⑥産前産後や具合悪い時の夫の行動や言動

「出産時に夫はパチンコに行ってた」「私が具合悪くても飲みに行ってしまった」「大丈夫?などの心配の言葉を言ってもらったことがない」などの不満が鬱積している妻も少なくありません。

⑦女として見てくれていない

キスもハグもなくセックスレス、外出時に手を繋ぐことも拒否されるケースもあります。

これでは、夫に愛情がなくなることも理解できますね。

このようなことが原因で夫への愛情がなくなってしまうのですね。

では、そんな夫に再び愛情を持てるようになるには、どうしたらいいのでしょうか。

夫に愛情を持てるようになるための対処法を提案します。

1.夫のいいところを探してみる

ついつい嫌なところや嫌いなところばかりに目がいってしまうのはわかります。

でも、夫にもまだまだ良いところや魅力があると思います。

夫がしてくれた嬉しかったこと、優しくしてくれたこと等を書き出してみることもお勧めです。

また、男性は適度に頼られることが嬉しいので、たまには甘えて頼ってみるのもいいでしょう。

2.ときめくことをあきらめない

夫と2人の時間を持つために、「子どもを預けてデートしてみる」「夫婦で旅行に行く」などもお勧めです。

デートや旅行先で喧嘩にならないように気をつけて。また、それぞれの自由な時間も大切です。

縛りすぎないように注意しましょう。

そして、お互いに自分磨きをすることで、魅力的な男性・女性になり、惚れ直す部分が見つかるかもしれません。

3.愛情を求めすぎない

結婚して家族になったことで男性も女性も安心します。

付き合っていた頃のようにラブラブな関係をいつまでも求めすぎるとうまくいきません。

夫に対する不満ばかりでなく、感謝やねぎらいの言葉を伝えたり、あなた自身が今ある幸せを見つけていくことで不満も少なくなるのではないでしょうか。

4.夫以外に目を向ける

嫌いになると夫の一挙手一投足がいちいち気になり、見なければいいのについ見てしまうという状況も考えられます。

自分自身の趣味や自分磨きに時間を使い、魅力的な女性になることで、自信がつきます。

すると、夫の事が、それほど気にならなくなるのです。夫も自分磨きしてくれるとさらに嬉しいですよね。

5.第三者に相談する

夫婦の話し合いができれば良いのですが、夫に愛情がないと話し合いもしたくないのではないでしょうか。

夫婦の問題に特化した「夫婦問題カウンセラー」に相談するという方法もあります。

また、家庭裁判所の調停を利用し、「夫婦関係の再構築」をはかることもできます。

6.冷却期間を置く

夫と関わることでさらに夫を嫌いになる可能性もあります。

しばらくの間、夫婦の冷却期間を置くことで、お互いに考える時間が持てます。

方法としては、期間を決めて別居する方法があります。

しかし、住まいや経済の事情で別居が難しい場合は、「家庭内別居」「仮面夫婦」という選択も考えられます。

7.離婚を検討する

夫のことがどうしても嫌いで、愛情が戻ると思えない場合、離婚に向けて検討してみることも考えられます。

簡単に離婚を決める事はお勧めできませんが、離婚後の自身の生活や子供のこと、仕事や金銭的なこと、精神的なことや健康上のことなど、全てがクリアになるのでしたら、離婚してスッキリ楽しく幸せになるという考え方もあります。

いかがですか。

「夫への愛情がなくなった」程度で、別居や離婚を考えるのは時期尚早かと思いますが、なくなった愛情を元に戻すのはそう簡単ではありません。

「愛情がなくても夫婦として家族としてうまくやっていけるのか」ということも考えておきましょう。

あなたの考え方や気持ちが変わることで、表情や言葉や態度が変わります。

そして、夫や家族の言葉や態度が変わることも考えられます。

「夫への愛情がなくなった」と思っているのなら、少しでも早く夫への愛情を取り戻せるように、努力できるといいですね。

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