女性の立場では、既婚男性が風俗店に行くことって、理解できない人が多いのではないでしょうか。

奥さんがいるのに、なぜお金を払ってまで風俗に通うのでしょう。

男性の皆さまはよくご存じかもしれませんが、女性にとってはほとんど馴染みのない世界のこと。

まず、風俗店の代表的なものを簡単に調べてみました。

■代表的な風俗店

<ソープランド>

本番行為ができるところ。

<ファッションヘルス>

店舗内のプレイルームで手や口でお手伝いしてくれる。他にも、ラブホテルまで行くときから恋人気分が味わえる”ホテルヘルス”や、性的趣向に合った専門店も選べて自宅や宿泊ホテルまで来てくれる”デリバリーヘルス”もある。

<イメクラ>

希望の様々なコスプレやシチュエーションでのプレイで、非日常が楽しめる。

<ピンクサロン>

飲食店のような店舗で、手や口でのおもてなしが主流。5000円ほどの低価格帯で楽しめる。

<キャバクラ>

キレイな女の子が横に座ってくれて、お触りできる。料金は時間制。

<ガールズバー>

カウンター越しに女性と会話を楽しむ。

他にも、SMクラブ・性感マッサージ・ハプニングバー・テレクラ・ストリップ・個室ビデオボックスなど、風俗と言えるかどうかわかりませんが、男性がこっそり通うお店がいろいろあるようです。

では、結婚しているのに夫が風俗に行く理由(言い訳)って、どんなものがあるのでしょう。

■夫が風俗に行く理由(言い訳)

①夫婦の関係が冷え切っている
家で安らぎがない。妻から男として扱われていない。もう男女の関係でなくなっている。風俗の女性に安らぎやよりどころを求めている。寂しさや孤独感を癒してくれるから。

②夫婦のSEXが上手くいっていない
夫婦のSEXがマンネリになっていて快楽を感じられない。SEXが手抜きになっていたり、子作りのための義務的なSEXにプレッシャーを感じる。夫婦がセックスレスである。

③妻に言えない性癖がある
妻に打ち明けたら引かれてしまいそうな性癖があり、話しても相手にしてもらえると思えない。専門店なら自分の好みのプレイを楽しめるから。

④友人や会社の上司・同僚に誘われて
特に仕事関係の人に誘われると断りにくい。夫婦関係が良好でも、妻のことだけを愛していても、仕方なく風俗店に行ってしまう。

⑤好奇心
もともとの好奇心もあり、行ってみた。

⑥性欲処理のため
あくまでお金で契約して、風俗で性欲を処理する。

夫からすると「風俗に行く正当な理由」のつもりなのでしょうが、女性からすると「ただの言い訳」にしか聞こえなかったりしますね。

仮に夫が、一般女性とSEXするとしたら、食事代・ホテル代等、けっこうな費用がかかってしまいますが、低料金で済む風俗なら、3000円位からという低コストで性欲が処理できて、後腐れもありません。

男性からすると、風俗は浮気ではなく、コストパフォーマンスのよい性欲処理の場なのでしょう。

だからと言って、簡単に認めたり許したり、納得できるものでもありませんね。

夫婦間のSEXや、夫の性癖のことなどは、夫婦で話し合って、お互いの希望を話すことで、夫の風俗通いを回避できる可能性もあります。

では、具体的に、夫の風俗通いを辞めてもらうための対処の方法を考えてみましょう。

■夫に風俗通いを辞めてもらうための対処法

①夫とよく話し合い、原因を知る
風俗に通っていることを妻に知られることになり、夫も気まずい気持ちがあると思います。責め立てず、詰め寄らずに、なぜ行ったのか、冷静に理由や背景を聞きましょう。

②自分の気持ちを伝える
理解できないとか、汚らわしいと思う気持ちもわかります。しかし、この先どうしてほしいのか、自分がどう思っているのかを、きちんと伝えることが大切です。

③性感染症のリスクを話す
夫も知っているとは思いますが、不特定多数の人と関わっている女性と接することで、性感染症に罹るリスクがあるので心配だということをアピールしましょう。これは決して夫だけの問題ではないのです。

④自分を振り返るいい機会です
夫に寂しい思いをさせていなかったか、夫にとって家の中が安らげる状態だったか、子どもにかかりっきりではなかったか、理由もなくSEXを拒否していなかったか、妻としての自分をかえりみて、自分が変わるいいチャンスだと捉えることもおすすめです。

⑤離婚も視野に考える
もともと夫婦関係が破綻していた場合や、何度も「風俗通いをやめて」とお願いしてもやめない場合などは、離婚も視野に入れて話し合うことも考えましょう。

たとえ風俗と言えども、性行為があれば”不貞行為”になるのです。

不貞の証拠があることで、離婚も慰謝料請求もしやすくなります。不貞の証拠は、探偵の力を借りることで集めやすくなります。また、離婚で揉めるようなことがあれば、弁護士やカウンセラーを頼るという方法もおすすめします。

もともと、男性は淋しがり屋で甘えんぼさんです。

夫婦関係が良好でも、もっと甘えたくて風俗を利用する男性もいるのです。

夫は、妻から大事にされている、適度に頼られている、信頼されていると感じることで、心が満たされ、家庭での存在価値が見いだせることでしょう。

妻としては、夫に対して、甘えさせてあげる、優しく認めてあげる、話を聞いてあげるということを心がけることも大切です。

夫が、風俗に行きたくならない家庭を作っていけるといいですね。

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