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夫婦の会話の時間、一日にどのくらいありますか?
あなたは今の会話の時間で満足していますか?
夫が忙しくて話す時間がないとか、夫が話をちゃんと聞いてくれなかったり、夫婦で話すと喧嘩になっちゃうから必要なことしか話さないようにしているとか、いろいろなケースがありますね。
もし夫婦の会話の時間が足りないと感じているのなら、改善する必要がありますね。妻はもっと夫と会話したいのに、なぜうまくいかないのでしょう。
特に話すことが決まっていなくても、女って何時間でもおしゃべりできますよね。これって男性からすると、とても不思議みたいです。生産性のないことに時間を使うことが「時間の無駄」と思うみたいです。
夫婦の会話に置き換えてみると・・・
妻は夫の帰りを待って、今日あったことや子どものこと、近所の話題やテレビでの情報などを夫に話しまくります。一方疲れて帰った夫は、新聞を読みたい、テレビを見たい、とにかくゆっくりくつろぎたいと思っています。
妻としては、新聞読みながら自分の話を聞き流してくれて、時々「そうだね」とか「大変だったね」「へー」って相づちを打ってくれるだけでいいのにと思っています。
一般に男性は一度に複数のことができません。男性は察することも得意ではありません。男性と女性では興味のある話題や、関心のある出来事も違うのです。男性は、問題に対して何らかの解決策を求めますが、女性は解決したくて話しているのではなく、ただ共感してもらうだけで満足できます。何も考えずに夫婦で話していたら、会話が盛り上がらないことも、話がすれ違ったりすることも納得できますね。
ではどうしたら夫婦の会話が楽しめるようになるのでしょうか。夫との会話が楽しくなるコツを紹介します。
夫の話をよく聞く
誰でも自分の話をちゃんと聞いてくれると嬉しいものです。話したことの返事が、「ふ~ん」「あ、そう」「へー」といった言葉だとそのあとの話が続きませんね。「それで?」「たとえば?」「どんな?」などの質問形の相づちだと会話が続いていきますし、自分の話に興味を持って聞いてくれていると感じてうれしくもなりますね。
また、男性がうれしくなる言葉「さすが!」「すごい!」「ステキ!」を意識して使うことで、夫の気分も良くなり話が盛り上がるのでおすすめです。自分の話も聞いてもらいたいのですが、まずは夫の話を聞くことが大切です。
自分も話し上手になる
男性は回りくどくダラダラ話されることが苦手です。
たいていの女性の話って脈絡がなく、話の内容も話題もよく飛びます。男性からすると、主語がないとか、結論がわからないということで「妻の話はよくわからなくてつまらない、だからちゃんと聞かない」ってことになるのですね。
夫には、重要だと思われる部分や結論を先に話すことを心がけてみてください。あなたが話そうと思うことを、一度頭の中で整理してから話すことで夫にも興味を持ってもらえて耳を傾けてくれるようになるかもしれません。
否定しないで聞く
男と女は脳の働き方から違うので、根本的な考え方も違います。
自分では当然正しいと思うことも、夫にとっては意見や考え方が違うことも多くあります。しかし頭から否定されると、夫も会話する気持ちが失せてしまいますね。一旦「そうね」「そういう考え方もあるのね」「わかるわ」と、夫の意見を受け入れてみましょう。
そのうえで「私はこう思うけどどうかしら?」「私はこのように考えてたわ」などと自分の意見も話してみます。自分の意見も受け入れたもらえたことで、夫にも聞く耳ができるのだと思います。
いかがですか?
夫婦にとって会話はとても大切です。
じっくり会話したいのなら、テレビを消して話す環境を整えるとか、子どもが寝てからゆっくり話すとか、休日のリラックスしているときなど、タイミングも見計らうことも必要です。朝の「おはよう」寝る前の「おやすみなさい」出かける際の「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」の挨拶を笑顔で目を見て交わすだけでも、お互いの気持ちが変わり、夫婦円満につながると思います。
あなたが「夫との会話が楽しくない」と思っているなら、できそうなことからぜひ試してみてくださいね。
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