最近、夫と会話がなくなってきたと感じていませんか?

同じ家に住んで、一緒に生活しているのに、会話らしい会話をしていないという夫婦の相談を受けることがあります。

夫との会話のない毎日に耐え切れずに、離婚まで考えていたりするのです。

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せめて明るく「おはよう」「おやすみなさい」と言い合いたい、喧嘩にならずに、夫を怒らせずに会話をしたいと思っているのにうまくいかない場合も多くあります。ここでは、夫との会話がなくなった原因6つと、その対処法を5つ挙げてみました。

原因①夫が最低限の会話しかしない

夫は、朝から晩まで仕事で疲れて帰って来るので、妻の話に付き合う気力が残っていないというケースもあります。

一般的に女性の会話は、取り留めなく長かったり、要領を得ないために何を言いたいのかわからない、愚痴や文句や悪口なので聞きたくない、などの理由で夫は妻との会話を避けるようになり、最低限の返事しかしてくれなくなります。

原因②妻が家事や育児に追われている

疲れて家に帰ったら、妻は子どもにかかりっきり、子どもが寝た後も家事を片付けるために休まる時間がないので、夫が妻に話しかけるきっかけがつかめない。

殺気立って家事をしている妻に、怖くて話しかけることができない。

この問題は、共働きの家庭に起こりがちです。

家事や育児は女がやるものだと決めつけている夫も、残念ながら存在します。

うまく家事を分担できるといいですね。

原因③夫が無口

もともと夫が無口で、家の中でもいつも本を読んでいたり、スマホやゲームやパソコンばかりに夢中で、家族とコミュニケーションを取ろうとしない場合もあります。

妻が夫と会話したいのに、話しかけるきっかけがつかめないケースです。

原因④夫と会話がないことが普通になっている

結婚して何年も過ぎ、愛情が情に変わり、お互いに話さなくても生活ができているので、不便を感じません。

会話がないことで夫婦喧嘩にもならず、相手が怒り出すこともないので、かえってラクだったりせいせいしたりしています。

原因⑤共通の話題であった「子ども」の独立

子どもが独立したことで夫婦2人きりになり、今まで夫婦共通の話題であった子どもの話題が少なくなり、夫との会話がなくなってきます。

原因⑥お互いのことに興味がなくなった

妻が、夫の仕事にも、夫の趣味にも、夫の健康にも興味がなくなったというケースです。

夫と会話しても、いつも見下され、共通の話題もないので話が楽しくありません。

夫も、妻には興味も薄れ、仕事の愚痴なども話せないと考えています。

では、どのように対処していけば、夫との会話がうまくできるようになるのでしょうか。

対処法①夫と会話する際には、話がダラダラ長くならないように要点をまとめて話しましょう。

夫の話すスピードと同じような速さで話すと、受け入れられやすいです。

話す側も、話の内容などにも工夫したり、努力することも必要ですね。

対処法②夫との会話を、YESやNOで答えられないような質問形にすることで、会話が続いていきます。

例えば「今日の飲み会は楽しかった?」→「YES」「NO」で答えられます。

「今日の飲み会はどんなお店だったの?」→「イタリアンだった」→「イタリアンね、お料理は何が出たの?」→「ピザとサラダと・・・」→「ピザおいしそうね!飲み物は?」などと、聞き上手になることで話が広がって続きますね。

対処法③夫に興味を持つことで、夫との会話の話題に困らなくなります。

普段は仕事のことを全く話さない夫も、あなたが聞く耳を持ったら、仕事の愚痴や手柄話などを、してくれるようになるかもしれません。

あなたが、自分の話を夫に聞いてもらいたいと思っているように、夫も妻に話を聞いてもらいたいと思っているかもしれませんよ。

聞くときは、労いや感謝の言葉を多く取り入れることと、決して否定せずに聞いてあげるのがコツです。

きっと、あなたの話も聞いてくれるようになりますよ。

対処法④共働きで、夫との会話の時間を増やしたいと思うなら、家事や育児についてを夫と話し合う時間を設けて、夫にもできそうな家事や育児を見つけて、夫にも参加してもらえるようにお願いしましょう。

夫にも手伝ってもらうことで妻にも余裕の時間ができ、寝る前に少しでも夫と会話する時間が作れると思います。

対処法⑤夫婦の会話がないことで、セックスレスにも繋がりかねません。

笑顔で「おはよう」「おやすみなさい」などの挨拶をするというような、小さな努力から始めてみましょう。

そして、できるだけ夫のそばに居て、スキンシップを心がけるだけでも、会話も生まれ、夫婦の関係もスムーズになってくるでしょう。

いかがですか。

誰でも自分の欲求が満たされると、機嫌も良くなり、相手のことを気遣えるような余裕が生まれます。

夫との会話が弾む状況を望むのでしたら、まず妻であるあなたが夫に興味を持ち、夫を褒めていい気分にさせることです。

夫にしてもらいたいことを、あなたから先に夫にしてあげることで、夫婦の関係も良好に変わってくることでしょう。

もし、思うようにうまくできなかったら、カウンセラーに相談してくださいね。

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