人生において、結婚は大きな決断です。その決断が「もしかしたら間違っていたかもしれない」と思うときに離婚を考えたりします。
離婚を決める際にじっくり考えて準備を整えて離婚に臨んだ場合は、後悔なく離婚後の生活を生き生きと送っている女性も多いと思います。悔しさや勢いなどで、離婚後のことをちゃんと考えずに離婚してしまった場合、「こんなはずじゃなかった」と、後悔している女性もいるのではないでしょうか。離婚を後悔している女性のその理由を、7つご紹介します。
①経済的なこと
離婚前は専業主婦だったが、離婚しても働けば何とかなるだろうと甘く考えていた。
実際に仕事を探したり働いたりしてみたらとても大変で、給料も少なく生活することにも苦労している。友達とのランチや所属のコミュニティにも参加できなくなった。夫の給料でのんびり専業主婦をさせてもらえていたことの有難さに気づいた。離婚後の経済面については、離婚前にもっとちゃんと考えておくべきだったと反省した。
②仕事や家事のこと
仕事も家事も、一人ですべてをやらなければならないので、体力的にもキツイ。離婚前は「外に働きに出た方がラク」などと考えていたが、実際に生活のための仕事をしてみると大変なことがわかった。家事についても自分のためだけなので、どうしても手抜きになってしまう。
③子どものこと
離婚しても、父親の分まで自分が頑張れば大丈夫!と思っていたが、学校行事などの際には、やはり両親が揃っていた方がいいと感じる時がある。子どもの気持ちをあまり考えずに離婚を決めてしまったので、子どもから父親を奪ってしまったという後悔がある。
④離婚条件のこと
財産分与や養育費について計画的に考えずに、慌てて離婚を決めてしまったので、養育費が滞ったり生活費に困ったりしている。特に協議離婚の場合、「とにかく早く離婚したい」という気持ちで、慰謝料や養育費などの離婚条件を口約束で決めてしまい、後で約束が守られずに困ったという例も多くあります。
離婚条件を正式な「公正証書」に残すことで強制執行の効力が出るので、協議離婚の際に決めた離婚条件を、公証人役場で公正証書にしておくことをおすすめします。
⑤精神的なこと
いざ一人になってみると孤独感に苛まれ、「嫌な夫でも居てくれた方がよかった」などと思ったりする。離婚直後は一人の解放感を楽しんでいたが、日が経つにつれて寂しさが襲って来る。
子どものことや将来を考えると心配になり、言い知れぬ不安感が募る。眠れなくなったり、笑えなくなったり、鬱々してしまう人もいます。そんな時は一人で悩み続けずに、周りの人や専門カウンセラーや精神科医に相談するのもいいでしょう。
⑥周りの偏見
親族の集まりで、離婚に対して冷たい言葉を言われた。
昔よりは離婚に対する偏見は少なくなったと思います。しかしまだまだ理解してくれない人もいます。親戚の集まりや、友人との会話などでも風当たりが強い場合もあるようです。
⑦よく考えないで離婚を決めてしまった
「もう少し頑張れたんじゃないか」「もう少し我慢したらよかった」「やっぱり子供には父親が必要かも」「失って初めて夫の大事さに気づいた」「もう一度ちゃんと話し合えばよかった」など、離婚してみて気が付く後悔も多くあります。
意地や悔しさや当て付けで離婚を決めてしまうことのないように、熟考して決断してくださいね。
いかがでしたか。
離婚準備の際のチェックにも役に立つと思います。ぜひ参考にしてくださいね。
どうしても離婚の道を選ばなければならない時には、次の人生のステップに笑顔で進んでいけるような離婚にしたいですね。そのためには、離婚の前の諸々の準備や、気持ちの確認や気持ちの整理が不可欠です。
感情だけで判断することのないように、「離婚しかないのか」「離婚しても後悔しない自信があるのか」もよく考えて決めてください。離婚を迷っている時、離婚を後悔していて前に進めないときにはカウンセラーがお役に立てます。
ご相談くださいね。
リカプルでは夫婦問題・離婚問題に関するカウンセリングを行っております。カウンセリングを受けるまでの流れや内容に関するお問い合わせは下記からどうぞ。