配偶者から離婚を切り出されても、離婚には応じたくないという人もいるでしょう。どうしても離婚したくないとき、離婚を回避する方法はあるのでしょうか。

離婚を考える理由として多いのが、夫婦のコミュニケーション不足です。会話が少なく単語や指示語だけで会話している、子供を介して会話をしているような夫婦が見られます。ですから夫婦間のコミュニケーションを取るよう努力すれば、離婚を回避できる可能性は出てきます。

家庭内別居の場合は事務的な連絡からで構いません、とにかく話すことを始めてみてください。すでに別居している場合は離婚を回避するのは難しいと言われていますが、あなたが今後どう変わろうとしているのか相手に納得してもらいましょう。どのような形であれ、会話をすることが離婚を回避することに繋がることは多いようです。

離婚を回避する場合、様々なケースで方法は変わります。例えば相手が浮気をしていてあなたと離婚したいと言っている場合は、相手が浮気相手と分かれるのを待つのも一つの方法です。離婚するためには夫婦双方の合意が必要ですから、あなたが離婚をしないと言えば離婚は成立しません。

小さい子供がいる場合、子供のためにも離婚はしたくないという人もいます。しかし相手が離婚を望んでいる場合は、子供のためと根気よく話し合うことが大切です。意外と子供のことを考えて離婚を止めるというケースは多いようです。

どうしても相手が離婚を止めないつもりなら、離婚届けの不受理申し出をしましょう。離婚する場合、離婚届けに夫婦双方の署名と捺印があれば一人でも提出はできます。実は知らないうちに離婚が成立していたと言うことは、よくあることだそうです。

そのような時は戸籍係で不受理申出書をもらい、本籍があるあるいは住民票がある役所の戸籍係に提出しましょう。そうすると勝手に相手から離婚届が提出されても、受理されませんので、回避するための方法を試すことができます。

どちらか一方が離婚したくないと言う場合は、あなたに対して配偶者が不満を持っていると言うことです。まずは相手があなたに対して何に不満を持っているのか、夫婦生活に満足できない理由を探りましょう。改善点を見出し、少しずつ改めていくことで離婚を回避できることはあります。

双方納得して離婚することばかりが、離婚事情のすべてではありません。離婚をしたくないのなら、離婚を回避するために誰かに相談したり、夫婦のコミュニケーションをとってみたりしてはいかがでしょうか。

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