夫が転職を繰り返す

結婚しているにもかかわらず、夫が自分勝手な理由で転職を繰り返すというのは、本当に責任感がなくて困ってしまいますね。

結婚している男性には、「妻子を養う」という経済的な責任があると、多くの人が考えています。

夫が転職を繰り返すことで、家庭の収入が安定せず、先の計画も立てられずに、主婦として家計を預かる立場の妻は、どんどん不安になってしまうでしょう。

ひと昔前は、真面目に勤務していれば定年まで雇用が保障されるような「終身雇用」が当たり前の時代でした。

そして、年齢や勤続年数などにより賃金が上昇し役職もつくという「年功序列」の制度もありましたので、真面目に勤務していれば報酬の安定も見込める状況でした。

ところが、今では真面目に勤めていても倒産やリストラの不安も拭えない状況です。

また、企業側も副業を推奨するような状況にもなってきました。

ですので、一概に「転職することが悪いこと」「転職により条件が悪くなる」とはいえない時代でもあります。

しかし、自分の夫が転職を繰り返すような状況の場合「仕方ないわね」と、のんびり構えているわけにはいきません。

まず、夫が転職を繰り返すのには、どのような理由があるのか考えてみましょう。

  • 給料が安い、給料に不満がある
  • 上司からのパワハラがあり辛い
  • 同僚などとの人間関係がうまくいっていない
  • 仕事量が多く、残業や休日出勤が半端ない
  • 仕事のノルマがキツイ
  • 自分のやりたいことができない仕事
  • 今よりキャリアアップするために
  • 他にやりたい仕事が見つかった
  • 自分で起業したい
  • 会社でトラブルがあり辞めざるを得ない
  • 上司のパワハラなどにより鬱になり退職
  • 会社の経営不振や倒産等により退職

このような理由で転職を考えたり、転職せざるを得なくなるのですね。

鬱になってしまったり、精神的にとても辛いというような場合には、我慢を重ねることで症状が悪化し、治りにくくなることもありますので注意が必要です。

気分やわがままで、転職を何度も繰り返す「転職癖」のある夫には、「自己中心的で自分は正しいと思っている」「現実逃避してしまうタイプ」「子供のまま成長できていない」などという特徴があります。

例えば、後先を考えず「かっこいいから」とか「知人に紹介されたから」などの簡単な理由で転職を考えてしまったり、「自分はもっとできる」と過信していたり、楽天的に「何とかなるさ」と考えるタイプだったりします。

このような夫には、妻が何を言っても、考えを変えることはないかも知れませんね。

また、このような「転職癖」のある夫は、子どもの頃の成長過程に問題がある場合もあります。

幼少期に親や周囲から愛情や承認や関心を受けられなかったということも考えられるのです。

ですから、妻が少しでも夫に関心を持ち、夫を承認し、夫に愛情を注ぐことを心がけることで、夫の転職癖を改善できるかもしれません。

もし、夫から「転職しようと思う」と言われたら…

妻として夫の転職に反対なのか、条件によっては賛成できるのか、自身の考えを示しましよう。

どうしても夫が転職すると言うのなら、「転職する際の条件」を提案してみましょう。

転職時の家計のことを考えたら、今の仕事に就いている間に次の仕事を見つけるということは、大切な条件です。

それから、夫には、できるだけ好きな仕事に就いてもらう、やりたい仕事を探してもらうということも話しましょう。

これは、せっかく見つけた次の仕事を、できるだけ長く続けてもらうためです。

そして、妻ができる転職時のサポートとしては、「夫の話を肯定して聞く」「夫が家の中でリラックスできるように環境を整える」「夫が望むなら就職活動をサポートする」などができることだと思います。

夫が望むなら、応募先の企業を一緒に選んだり、夫のスケジュールを管理するなども有効でしょう。

もし、妻として夫の転職に反対の場合、夫が転職することで何が不安なのかを話しましょう。

  • 収入について、今よりも給料が低くなる不安
  • 無収入の時があるかもしれない不安
  • 夫に転職癖がついていてしまい、また長続きしないのではないかという不安
  • 転職により残業が増えたり休日が減ったりして、夫が無理しないかという不安

これらの不安があるということを話すことで、夫も、転職先を考える時に、選ぶ条件の参考にもなるのではないでしょうか。

そして、家計のやりくりをしている妻として、夫の転職に関して、お願いしたいことを話してみましょう。

具体的に家計簿を見せたり、家のローンや車のローン等がある場合や、子供の教育費など大きなお金が決まって出て行くことが決まっている場合などは、転職して大丈夫なのかを考えてもらうために、きちんと数字を出して夫に示すこともおすすめします。

夫にも理解してもらうことで、転職先をじっくり考えてもらい、できるだけ長く続けられそうな仕事を探してもらえることを期待しましょう。

夫に転職癖があるケースは、夫婦仲がもともとうまくいってない場合も多いものです。

ですから、夫婦仲改善の工夫をすることが解決策になる場合もあります。

妻が常勤で働いているケースや、中には妻の方が年収が高いケースも見られますが、この場合は、夫が転職のために仕事を辞めても、いきなり生活に困ることはないでしょう。

しかし、妻が専業主婦の場合などは、いきなり生活が不安になってしまいます。

どうしても「夫が転職を繰り返してしまう」という状況の場合、妻が「離婚」を考えることがあるかもしれません。

そんな時に「お金がないから離婚はできない」と我慢を強いられる状況を避け、選択肢の一つとして「離婚」も決意しやすい状況を作っておくために、できれば夫だけに収入を期待せず、妻も少しでも働いて稼ぐことをおすすめします。

普段から、夫婦がお互いの気持ちや思いを話したり聞いたりし合えるように、夫婦が関係を良好に築けるようにしていくことが、夫の転職癖を防ぐことにも繋がります。

 

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