「最近夫婦の会話が弾まないなぁ」って思っていませんか?
会話に関して、多くの女性は「会話を楽しみたい」「会話することでストレスを発散したい」と思っています。
一方男性は、問題を解決するために会話したり、結論に向けて目的を持って会話をします。
お互いに会話に対する考え方に違いがあるので、夫婦の会話が弾まないとしても当然とも言えますね。
では、夫との会話を弾ませるにはどうしたらいいのでしょうか。
今日は夫との会話を弾ませるコツを7つご紹介しますね。
①聞き上手になる
夫婦の会話を弾ませるには、妻のコミュニケーション能力をアップさせて”聞き上手”になることが大切です。
具体的には次のようなコツがあります。
- オウム返し:「今日は朝から晩まで仕事が詰まってて忙しかったんだよ」「仕事が詰まってて忙しかったのね」のように、夫が話したことを繰り返すことで、夫からするとちゃんと聞いてもらっている感じがします。
- 褒めて気分よく話してもらう:男性は「さすが!」「すご~い!」「ステキ!」などの褒め言葉に弱いものです、気分が良くなりどんどん話してくれますよ。
- オープン クエッション:「YES」や「NO」などで答えられない質問を心がけましょう。例えば「朝ごはん食べた?」には「うん」「まだ」という答えになりますが、「朝ごはんは何を食べたの?」と聞かれると「パンとコーヒー」などと答えますよね。すると、「他には?」「あっ サラダもあったかな」などと話が続いて広がっていきやすくなりますね。
- 会話を深掘りしていく:例えば「肩が凝っちゃって」と言われたら「何かしたの?」と返すことで、「いや パソコン作業のやり過ぎかな」「何時間位やってたの?」など同じ話題で深く聞いていくこともできますね。
②夫の意見を否定しない
夫の話を、頭から否定する事はありませんか?
「でも」「だって」「だから」などで返されると自分の意見を否定されたようで、夫も話を続ける気持ちが失せてしまいます。
まず「そうね」「なるほどね」「あなたはそう思うのね」と、夫の意見を認めたうえで話を続けてみましょう。
③楽しいことを話す
夫が帰ってくるのを待って、その日の愚痴や不満を機関銃のように喋っていませんか。
夫には興味のないことや、嫌だと思う話ばかりを聞かせていると、だんだんあなたの話に耳を傾けてくれなくなってしまいます。
今日あった楽しかった話や、嬉しかった話をすることで、夫も楽しい気分になれますし、何より明るい笑顔の妻の顔を見ることが、夫にとっては何よりの癒しになるのです。
④どうしてほしいかを伝えて話す
例えば、妻からの意味のないダラダラ長い愚痴や、妄想のような話などに共感する事は難しいですし、聞いている方の気持ちも落ち込んでしまいますね。
愚痴を聞いて欲しい場合は「愚痴を聞いて欲しいだけ、アドバイスは要らないからね」と言ってから話すことで、「ただ聞いていればいいんだな」とわかるので、聞く側の夫も気持ちが楽になるでしょう。
⑤会話する環境を作る
一般的に男性は1度に1つのことしかできません。
女性はテレビ見ながら家事をしたり子供と話したりできますが、男性はテレビを見ることだけに集中するので、話しかけても気づいてもらえないことも多くあります。
夫がスマホやゲームや趣味に熱中している時を避け、リラックスしている時に「今 話してもいい?」などと声をかけてから会話をすることで、あなたとの会話に集中してもらえるようになります。
⑥挨拶や感謝の言葉から
「おはよう」「おやすみなさい」「お疲れさま」「いつもありがとう」などの言葉は、言われて嫌な人はいませんよね。
これらの言葉をきっかけとして、会話が広がっていくこともあります。
特に会話が少ない夫婦は、挨拶や感謝の言葉を、笑顔で気持ちを込めて話しかけることから始めてみましょう。
⑦妻が喋り過ぎない
妻が喋り過ぎて、いつのまにか夫は家で喋る必要がなくなったというケースもあります。
夫が自分で喋る必要がなかったり、何でも先回りして妻が話してしまうことで、「無口な夫」にしてしまったのかもしれません。
「うちの夫は無口だから」とか「喋らずつまらない夫」と決めつけずに、あなたが聞き上手になって、夫の話を聞き出してあげてください。
いかがですか。
夫だって「楽しく妻と会話したい」と思っているのではないでしょうか。
ただし、夫婦の間でも、テレビやスマホを見ながらの”ながら聞き”や、話に対するダメ出しや自慢話、否定的な話ばかりすることはよくありません。
夫婦でも相手を尊重して思いやりを持って話すことで、会話が盛り上がり、楽しく続いていくのだと思います。
もし、夫がモラハラ夫で、頭ごなしにあなたのことを「何もできない女だ」などと決めつけたり無視したりで会話にならない場合は、無理にチャレンジせずに専門家などに相談してくださいね。