離婚に際し夫婦間の話し合いがもつれたとき、弁護士を立てるケースがあります。これから弁護士を立てて離婚協議をしようと言う場合、相場や選び方について学んでおくとスムーズに進められるでしょう。

弁護士

離婚する際に弁護士費用はどのくらいかかるかですが、相場は60万円前後です。なぜそれほど費用がかかるのかと言うと、着手金と成功報酬でそれぞれ30万円前後かかるためです。また場合によっては成功報酬が養育費や慰謝料などの10%から20%だったり、弁護士の交通費や相談料などもかかります。

裁判になった場合は日当や手数料などもかかりますので、さらにお金がかかると考えた方がいいでしょう。

離婚する際にかかる弁護士費用は着手金と成功報酬でひとくくりにしがちですが、経済的利益が発生する場合も多いようです。例えば慰謝料が100万円で決議した場合、弁護士の成功報酬として10%が発生することも少なくありません。

10%はまだ低い方で、中には20%から30%を請求する弁護士もあります。この例でいくと、最終的にかかる費用は最初に着手金が30万円、調停が終わってから報酬金30万円と成功報酬10万円で計70万円かかることになります。

費用

よくあるのが、離婚調停後請求された弁護士費用が高かったと言うことです。あらかじめ弁護士費用の内訳や報酬の発生条件などを知っておくと、いざと言う時に慌てずに済むでしょう。また地域によって相場は変わりますので、まずは自宅から行きやすい弁護士事務所の費用内訳をチェックしてみることが大切です。かかる費用がホームページに掲載されていない場合は、直接問い合わせてもいいでしょう。

では弁護士はどのように選べばいいのでしょうか。

選び方として大切なことは、離婚問題の実績が多いかどうかです。本当は刑事訴訟や民事訴訟が専門なのに、離婚問題も取り扱っていると謳っている弁護士事務所は多いです。しかし離婚問題を中心に取り扱っている弁護士であれば、民事訴訟などを中心に取り扱っている弁護士より専門性が高いので頼りになります。

弁護士

弁護士にも得意分野と不得意分野がありますので、離婚問題を得意とする弁護士をまず探しましょう。知り合いに離婚問題で弁護士に依頼したことがある方がいれば、紹介してもらうのも一つの方法です。また弁護士事務所の多くは、初回あるいは最初の30分は相談無料としています。

無料相談を利用して、あなたと弁護士の相性をチェックしてみるのもいいでしょう。弁護士との相性が悪い、弁護士があなたのことを理解してくれないようなら、離婚問題がスムーズに解決するとは考えにくいです。

離婚に際し弁護士に依頼したいという方は、無料相談を利用するなどあなたと相性のいい弁護士を探してみてください。その上で費用を確認し、最終的に依頼するといいでしょう。

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