不倫と浮気の違いって何でしょうか?

どちらもされる方には歓迎できないことに違いないのですが、今日は不倫と浮気の違いについて考えてみましょう。

「浮気」の意味を調べてみると

  1.  一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。
  2.  異性に心をひかれやすいこと。また、そのさま。多情。
  3.  配偶者・婚約者などがありながら、他の異性に気がひかれ、関係をもつこと。
  4.  心が浮ついて、思慮に欠けること。また、そのさま。
  5.  浮かれて陽気になるさま。また、そうなりやすい気質。

などと記されています。

一方「不倫」の意味は、

道徳にはずれること。特に、男女関係で、人の道に背くこと。また、そのさま。ということです。

不倫で、配偶者やその不倫相手に慰謝料請求をする場合には、不倫相手が既婚者だということを知っていたこと、自由なお互いの意思での性交渉があったこと、これらの明らかな証拠があることも必要になってきます。

2人きりで食事する、手を繋ぐ、キスをする、2人きりで泊まる。交際相手の浮気について、あなたはどこからが浮気だと思いますか?

浮気のボーダーラインは人によって考え方がさまざまです。

もし婚約中に浮気をした場合は、不貞行為になり慰謝料の請求が可能です。

では、不倫と浮気の違いを世間ではどのように使い分けられているのでしょうか。

いろいろな面から考えてみましょう。

1、既婚者か恋愛関係か
不倫:どちらかが既婚者の場合
浮気:婚姻の有無は問わず、恋人の間にも使う

2、肉体関係の有無
不倫:肉体関係あり
浮気:肉体関係の有無に関係なく

3、それぞれのイメージ
不倫:ドロドロしてもつれる感じ
浮気:さわやかなドキドキのイメージ

4、一時的か継続的か
不倫:ある程度継続的な関係
浮気:一時的な関係でも

5、相手への想いの強さ
不倫:相手を強く想う気持ちがある
浮気:あまり相手を想う気持ちがない場合も多い

6、軽い気持ちかどうか
不倫:軽い「不倫」と言わない
浮気:軽い「浮気」と言う

7、夫婦や恋人の関係修復
不倫:元に戻って来ず家庭も崩壊の可能性あり
浮気:そのうち元に戻ってくる

8、対象となる範囲
不倫:不倫は浮気の中に含まれる
浮気:本命の相手以外の異性と交際する場合の広い意味で使われる

9、慰謝料の対象などについて
不倫:不貞行為となり法律にも関わり、離婚の際にも慰謝料の対象になり得る
浮気:基本的には慰謝料の対象になるほどではないものが多い

不倫も浮気もどちらも、信頼してくれている相手を裏切っていることに違いはありません。

軽い気持ちでしている浮気でも、相手が本気になってしまったり、思ってもいない方向に進んでいくケースもあります。

不倫と浮気の違いを知ることで、上手に浮気をしましょう! という話ではありませんよ。

不倫や浮気をされた方の立場に立って考えてみてください。

相手への腹いせや悔しい気持ちなどで、安易に他の異性との浮気に向かうことはやめましょう。

不倫や浮気をされる側にも、原因があることも考えられます。

夫婦もカップルの場合も、何か不満がある場合はまず二人で冷静に話し合うことが大切ですね。

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