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夫が妻に内緒で借金を繰り返していたら･･･
夫の借金癖があることを知ったら、何とかこれ以上借金をしないでほしいと思いますね。返済できるのだろうか、今後も借金を繰り返さないかなどの心配が頭をよぎるのではないでしょうか。
夫の借金癖を知ってしまった以上、知らないフリをしているわけにはいきません。
妻のあなたにも何かしらの影響が及ぶかもしれないですし、何といっても今後の家族の生活が成り立つのだろうかと不安になりますね。では、夫の借金癖を直すのには、どうしたらいいのでしょうか。
まずは、借金の原因をはっきり確認するために、夫に何のためにお金を借りたのか訊き出しましょう。調べてみたら、借金したお金をパチンコなどのギャンブルに使っている夫が多いようです。今はスマホを持っている人がほとんどですが、電車内でもよくゲームに夢中になっている人を見かけます。
課金のあるゲームやアプリにハマってしまっての借金というのもあるようですよ。これは子どもにも要注意ですね！飲み会や慶弔事が続いての小遣い不足が原因での借金もあります。中には、不倫相手の前でカッコつけたくて不倫のために妻には内緒で借金している場合もあります。
以前相談に来た男性で、女性関係に使うお金が足りなくて、妻には秘密で子どもの学資保険からお金を借り入れしてる事例がありました。奥さまにバレた時のことを考えると恐ろしいです。一日も早く返済してほしいですが、給料が急に増えるわけでもなく、妻に内緒なので夜中にアルバイトをするなんてことも難しいですしね。
借金癖があることは、夫本人にとっては後ろめたいことなので、原因や理由についてもそうそう正直に話してくれないかもしれませんね。しかし返済のことや、今後繰り返さないような対処をきちんと考えないと、また借金を重ねるかもしれません。
今後借金を繰り返さないためにも、夫と一緒に対処法を話し合って決めていきましょう。対処法をいくつか挙げますので、参考にしてください。
まず借金の概要を知って、夫婦で今後の返済計画を立てましょう
どこからいくら借りたのか、他には借りていないのか、保険からの貸し付けなどは無いか、すべて話してもらいましょう。そのうえで、どのように返済していくのかを一緒に考えます。
両親や親族などに話してみる
夫の借金癖について夫の親が知らない場合、親に知られることは避けたいはず。夫自身が親の前で恥ずかしい情けない思いをすることで、今後借金をするのをやめようと思ってもらえるかもしれません。ただし夫の借金は、夫が自分で返さないと今後のためにならないので、両親にお金を肩代わりしてもらうことはお勧めできません。誰かに返してもらったら、また安易な気持ちで借金を繰り返すかもしれないからです。
夫自身に借金の返済をしてもらう
本人が責任を感じて苦労してお金を稼いで返済することで、借金癖をなくすことを期待します。夫が本業のあとに夜間のアルバイトをしたり、帰宅後や休日に内職をすることもできるのではないでしょうか。お小遣いを減らすことで、借金の原因であったギャンブルや不倫などもできなくなるかもしれないので一石二鳥の効果が望めるかもしれません。
今後の借金ができなくなるようにする
夫にクレジットカードやキャッシュカードを持たせない。妻が家計を管理して余計な小遣いも渡さないようにし、少しづつでも借金返済に充てる。「日本貸金業協会の貸し付け自粛制度」を利用することで、最長５年間借金ができなくなります。この手続きをすることで貸金業者には借りられなくなりますが、親族や友人からは借りることはできますので、それでもまだ注意は必要ですね。
夫に誓約書を書いてもらう
今後絶対に内緒で借金をしないということを、誓約書にしてもらうのも借金しにくい状況になります。
借金が多額で返済が不可能と思われる場合、債務整理するという方法もあります
弁護士や司法書士と金融機関と話し合いのもと債務を減らす方法「任意整理」と、弁護士に相談し裁判所を通して借金をゼロにする「自己破産」という方法もあります。これらの手続きを行うと信用情報機関に登録されるので、夫は一定期間（５年から１０年）借り入れもできなくなり、ブラックリストに載りクレジットカードも作れなくなります。これらの手続きは、以後の借金もできにくくなりますので借金癖対策の最強のものとも言えますね。
いかがでしょうか。
夫の借金は基本的には妻に支払い義務はありません。しかし妻が保証人になっている場合や、借りたお金が食費や教育費や家賃などの家計費に使われていた場合は、妻にも返済義務が発生することもあります。
借金を返済しながら生活していくことは、辛いことも苦しいこともあるかもしれません。夫婦で支え合い助け合って一緒に返済していけるといいですね。どうしても借金を繰り返す夫とは、離婚を視野に入れて考える必要もあるかもしれませんが、何とか夫の借金癖が直っていくことを願っています。
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