離婚をしたいと思っても、衝動的に行動すると失敗につながりやすくなります。

準備をしっかりして、円満な離婚ができるよう心がけましょう。

離婚準備の1つとしてお金関係があります。

お金

特に専業主婦やパートで働いていた女性の場合、離婚後自立した生活を送るのは難しいでしょう。求職活動をしたり、職が見つかるまで実家などでお世話になる手はずを整えておくことが大切です。また共働きで夫婦2人の収入で生活をしていた場合は、男性側も女性側も自立して生活するのに十分な収入があるか確認することは大切です。

預貯金を確認し、離婚後分割した時に一時的に生活できるかどうかもまとめておきましょう。財産と言う意味では家にある財産をどのように分けるかも、離婚準備として大切なポイントです。特に家財道具はどちらが持っていくかはもめる原因となりますので、よく話し合いましょう。

子供がいる場合は、子供が20歳になるまで養育費が必要です。家庭裁判所の算定基準がありますので、弁護士などに問い合わせてみるのがおすすめです。また女性の場合はシングルマザーになると、母子手当や児童養育手当などの公的補助を受けることができます。離婚後受けることができる公的補助についても調べておきましょう。

夫あるいは妻側の不倫やDVなどによって離婚する場合、慰謝料を請求することができます。ただし慰謝料請求には証拠が必要ですから、音声の録音や映像記録などを保管しておくのが望ましいでしょう。

離婚準備としてもう一つ大切なポイントが、離婚後の住居です。

住居

夫婦が別の世帯に別れると言うことは、今まで一緒に暮らしていた住居からも別々になることになります。離婚の時期が決まったら合わせて引越しができるように、早めに不動産屋を回ったり引っ越し費用を準備するのも大切です。

また離婚は精神的にダメージを受けることも多いです。これは夫婦2人だけではなく、子供がいれば子供にも深刻なダメージが与えられる場合があります。離婚には結婚以上のエネルギーが必要と言う人もおり、またなかなか相談する人がいないのも現実です。負担を一人で背負うのは大変なことですから、それだけの覚悟を持って臨む必要があります。場合によっては離婚調停をすることもあるでしょう。そうすると何度も家庭裁判所に足を運ぶことになり、肉体的にも負担がかかります。こうした負担を覚悟した上で、準備を進め、ベストなタイミングで離婚をしましょう。

リカプルでは夫婦問題・離婚問題に関するカウンセリングを行っております。カウンセリングを受けるまでの流れや内容に関するお問い合わせは下記からどうぞ。

 

カウンセリングを受けるまでの流れを確認する

カウンセリングに関する問い合わせを行う

カウンセリング料金について