離婚をしようと思ったら、離婚届けが必要になります。しかし離婚届けを入手したものの、書き方が分からないと言う方もいるのではないでしょうか。

男性のための離婚相談

離婚届けはどこで入手すればいいのか、多くの方は住民票のある役所を思い浮かべるでしょう。たしかに区役所や市役所、町役場などに行けば婚姻届けなどと一緒にA3サイズの離婚届けが用意されています。ですから役所が開いている間に足を運び、離婚届けを入手するのが最もポピュラーな方法です。

役所の記帳台などにまとめて置いてあることもありますし、窓口でもらう場合もありますので確認してください。窓口でもらう場合は、担当者に直接離婚届けがほしいと伝えましょう。すると離婚届けおよび離婚するときに名乗っていた、氏に関する届をもらうことができます。

しかし人によって、開庁時間中に役所に行くことができないと言う方もいるでしょう。また知人友人あるいは家族が役所に勤めているので、離婚届けを取りに来たところを見られたくないと言う方もいるのではないでしょうか。そのような場合は、別の市町村役場でもらっても問題ないようです。

と言うのも離婚届けの様式は一部地域を除いて全国共通で、書くことも変わらないからです。また離婚届けを本人がもらいに行くのではなく、家族に頼む方法もあります。土日祝日や夜間でも、休日夜間受付窓口などでもらうことが可能です。市区町村によってはホームページから書式をダウンロードし、自身で印刷して提出することもできます。

では離婚届けを書くときは、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか。

ポイント

離婚届けは基本的に夫婦の名前と生年月日、離婚後の姓をどうするかなどを記載します。子供がいる場合は、どちらが親権を取るかも離婚届けに記入する必要があります。離婚種別について書くところもありますが、家庭裁判所を通していない場合は協議離婚にレ点を付けましょう。

調停離婚などの場合は必要書類が変わりますし、成立日などを記載するのを忘れないようにしてください。記入にはボールペンを使用し、書いたことが消えないように注意しましょう。万が一書き損じてしまった場合は二重線を引き、訂正印を押せば大丈夫です。決して修正液を使用しないようにしてください。

なお夫妻の実の父母の氏名を記入する必要があります。もし亡くなっている場合でも記入しなければなりませんので、忘れずに記入しましょう。

離婚届けは職業の記入や、署名と捺印などが必要です。協議離婚の場合は証人が2名必要になりますので、誰かにお願いするなどして漏れのないようにしてください。

リカプルでは夫婦問題・離婚問題に関するカウンセリングを行っております。カウンセリングを受けるまでの流れや内容に関するお問い合わせは下記からどうぞ。

 

カウンセリングを受けるまでの流れを確認する

カウンセリングに関する問い合わせを行う

カウンセリング料金について