この記事を動画でご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

国民年金がスタートしたのは昭和36年4月からだそうです。

それ以前は歳をとって働けなくなっても、年金は無かったんですね。昔は多くの世帯が、二世代や三世代が一緒に住んで生活していたので、年老いたり病気になった高齢者の面倒は、若くて働ける人がみるということで、特別に困ることもなかったようです。

その頃は親と同居して、親の面倒をみるのが当たり前の時代でした。現在のように医療技術が進んでいなかったので、病気で亡くなる人も多く、寿命も今よりずっと短い時代でした。

私も以前お義父さんから、お義母さんは子育てしながらお義父さんの両親と同居し、面倒をみたり小遣いを渡したりしていたと聞きました。お義父さんお義母さんは年金があったので、私はお小遣いを渡すどころか、いただくばかりで情けないなぁって思った記憶があります。昔は舅や姑と同居することも生活費をすべて出すことも、当たり前だったんですね。

今回のテーマ「舅と同居する場合の生活費について」は、核家族化の現代らしいお悩みだと思います。舅との同居は、姑との同居と違って家事の手伝いはほとんど望めない場合が多いので、同居することによって妻が担う家事の量が増えることも考えられます。

家事だけでなく、精神面でも妻にかかる負担が多くなることも否めません。

さて今回のテーマの「生活費」についてですが、生活費とは主に食費と光熱費のことです。

自分たちだけの生活なら夫婦や子どもで節約を心がけることができますが、舅に節約をお願いするのはなかなか難しいことです。舅が気にせず電気を使うとか、一日に2回お風呂に入ったり、昼間っからビール飲んでる、などの愚痴を知人女性から聞いたことがあります。舅や姑と同居してから、水道代も電気代もかなり高くなったという話も聞きます。

生活費を舅にも負担してもらうかどうかについては、息子である夫の考えも確認しなければなりませんし、舅自身の気持ちも確かめたいところです。夫は親から生活費を入れてもらおうなどと思っていないかもしれません。あらかじめ夫婦でも話し合って、気持ちを合わせておきたいですね。

しかし嫁に家事のほとんどをしてもらって、食事の支度も片付けも自分では何もしないのだとしたら、舅から少しでも気遣いがあると、嫁としても気持ちよくお世話ができるのでしょうね。

あなたのご夫婦の家計が家のローンなどで余裕がない場合は、夫に相談して舅にも少し協力してもらうのも一案です。

生活費を全く入れてくれないのと、わずかでも入れてくれるのとでは、気持ちも違いますね。舅からの生活費に限らず、何事も夫婦で話し合って決めていけることが理想です。舅も息子夫婦の家に居させてもらっていることで、肩身が狭い思いをしているかもしれません。

中には舅から月々決まった額を入れると提案してくれる場合もあります。その方が舅も気兼ねなく同居させてもらえるのだとしたら、ありがたく受け入れることもアリですね。あなたも夫も舅も、疑問や不安に思ったことは、お互いにちゃんと話し合える同居生活ができるのが理想だと思います。

リカプルでは夫婦問題・離婚問題に関するカウンセリングを行っております。カウンセリングを受けるまでの流れや内容に関するお問い合わせは下記からどうぞ。

 

カウンセリングを受けるまでの流れを確認する

カウンセリングに関する問い合わせを行う

カウンセリング料金について